2011/05/25

MyeStyle

MyeStyleのリーフレットを手にとって久しぶりに目にしてみた。

MARIA & EKATERINA

ここのところ仕事に追われ久しく忘れかけていた念もある。
今年の年明けにはたぶん年賀の挨拶をメールで戴いたが失礼にも私からはグリーティングをしていなかったことも脳裏を掠めるありさまだ。

手にしたリーフレットも一見してすぐに当時のことを印象的に脳裏を走った。いまから1年近く前になるだろうか、あるEUデザインフォーラムの会場でロシア(モスクワ)から来日した2人の姉妹と会話を交わしたことがある。なかなかの美人姉妹で人見知りをする私も不思議に会話が弾んだ気がする。

彼女たちは日本にWallPaperのデザインを持ち込んで紹介していた。これがなかなか印象深く今でも新鮮に残っている。

姉のマリア(MARIA)さんが舞台美術も手掛け大物デザインについては十分過ぎる程のタレント性を持っている様子。妹のエカテリーナ(EKATERINA)さんもデザインに長けていて、マネージメントも彼女が担当している様子でした。もともとロンドンの某デザインプロダクションと契約してワールドワイドに活躍している二人である。

MyeStyle Collections by MARIA & EKATERINA

Web上で彼女らのコレクションを楽しめる。

日本では室の広さから一般的には厳しいと思うがホールやパブリックスペースでは素敵に演出するWALLPAPERデザインだろう。出しゃばらず、謙虚に落ちついた雰囲気を演出してくれること請け合いである。広い室をお持ちの方は一度検討するに値するだろう。

日本では 'わ(Wa)'  www.wallart.co.jp が正規理店として取扱ってくれている。

2011/05/19

建築設計 荒川修作+マドリン・ギンズ
安井建築設計事務所
建築施工 竹中工務店
竣 工 2005年10月
「三鷹天命反転住宅」って知ってるだろうか

芸術家/建築家の荒川修作+マドリン・ギンズによる世界で最初に完成した「死なないための住宅」です。この全部で9戸の集合住宅は、内外装に14色の鮮やかな色が施され、一部屋一部屋の色の組合せが全く異なることから、「極彩色の死なない家」(瀬戸内寂聴氏)として、東京西郊外の三鷹市のランドマーク的存在にもなっています。
「三鷹天命反転住宅-In Memory of Helen Keller-」が2005年に完成してから、早、5年と数ヶ月が経った。竣工以来、一部を賃貸住宅として、また一部を教育・文化プログラムを発信する場としても様々な形で利用しされている。

今日は花輪塾の花輪洋治とodoruJOUのジョイントステージが
そこで行われるとのこと。
これがライブでUSTREAMから配信されてるから興味のある方はWebUSTREAMで見ればよい。

JOU [project-144]
人+身体+三鷹天命反転住宅:「集まろう!繋がろう!@三鷹天命反転住宅」


JOU [project-144]
[日時] 5月16日(月)15時~
      5月22日(日)15時 計144時間


コンテンポラリーダンサーとして活躍するJOUが1週間、三鷹天命反転住宅に住むことになり、計144時間の滞在期間中、様々なパフォーマンスやワークショップを開催する。とはいえ、ダンス経験の有無はもちろん不問、お子さんからご高齢の方まで年齢、性別、国籍、すべての面でバリアフリーなひとときを一緒にできる!
日常を過ごすだけで知らぬ間にダンス的な身体の動きになる天命反転住宅。身体と意識に心地よい刺激を与えて、心身をリフレッシュさせてみたければ滞在の様子はu-stream 配信されているのて゛時間と空間を疑似共有できます。

 
荒川修作      芸術から天命反転へ
荒川修作が急逝してから早くも1年が過ぎようとしています。
荒川修作ほど人が生きることについて、人間の身体について真剣に問うた人はいないでしょう。東日本大震災後の日本を見て、荒川修作はなんと言ったでしょうか?
いまこそ、どんな時も希望を失わない荒川の言葉を、思い起こしたいと思います。(出典 「三鷹天命反転住宅」)